第54回高知保険医協会定期総会開催

 6月11日(日)、高知会館4階「やまもも」にて、当協会第54回定期総会が開かれました。 

総会は役員7名、監事1名、その他会員3名及びオブザーバーとして病院事務職員1名の参加でした。「2022年度活動のまとめ」「2023年度活動方針」「2022年度決算」「2023年度予算」「役員改選」の議題が承認され、今回全面的な改訂提案された「規約改正」についても承認されました。

また総会決議では「健康保険証廃止を実施しないことを求める」を採択しました。決議は、この間の「オンライン資格確認システムトラブル事例アンケート」の結果とともに、政府、県選出国会議員、各政党、マスコミ各社に送付しました。

「健康保険証廃止を実施しないことを求める」決議→こちら

「2022年度活動のまとめ」「2023年度活動方針」「2022年度決算」「2023年度予算」「役員改選」「規約改正」につきましては会員専用ページをご覧ください→こちら

 総会後には市民公開講座「マイナ保険証は本当に大丈夫か?」が開かれました。

講師の日本医療総合研究所の研究・研修委員である寺尾正之氏は、マイナ保険証をめぐる様々なトラブル、高齢者や障害者等対応が困難な方がいること、5年で更新時期がくること等の様々な問題点を話され、さらに医療費、社会保障費の抑制に利用される可能性、個人情報が民間企業に利活用される恐れにも触れられました。「マイナ保険証」を普及するのであれば、医療の将来ビジョンを示すとともに、個人情報保護の信頼を高めなければならないと訴えられました。

市民公開講座の参加者は会場参加40名、Web参加12名でした。

「とても貴重な話だった」と参加者の口コミ等が広がり、後日、資料の希望や他団体からの講演の依頼等が届いています。

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